【東北角海岸の郷愁、基隆嶼(ジーロンユ)!】
【東北角「水金九」の今昔(15)】
夏の東北角の海は真っ青で、雙溪(ソンシー)の不厭亭(ブーイエンティン)、樹梅の駐車場、九份(キュウフン)の山上の老街から、海を越えて深澳(シンオウ)や水湳洞(シュイナンドン)を見渡すと、基隆嶼が見えます。
東北角の海辺から基隆嶼を望むことは、まるで故郷を懐かしむような郷愁を感じさせます。金山(ジンシャン)、野柳(イエリウ)、外木山(ワイムーシャン)、瑞濱(ルイビン)快速道路62号の出口など、どこからでも基隆嶼を見ることができます!
天候に恵まれ、暑くない中で最後の船に乗り、台湾の龍珠を巡り、山頂に登ることができました。側面から見ると、鯨のように見え、上から俯瞰するとサメのようです。船上からは台湾本島を背に、基隆港(ジーロンガン)、協和(シェフー)発電所、碧紗漁港(ビシャギョコウ)、深澳漁港(シンオウギョコウ)、水湳漁港(シュイナンギョコウ)、南雅岩(ナンヤーガン)が見えます。北を望むと金山(ジンシャン)の跳石海岸、金山燭台、陽明山国家公園(ヤンミンシャン)にある璜嘴山(ホアンツイシャン)や法鼓山(ファグシャン)が見え、南を見下ろすと鼻頭角(ビトウジャオ)が目に入ります。山頂の灯台に登り、東を望めば太平洋、西を見渡せば台湾本島の東北角の山々が美しく連なっているのが一望できます。
その日、基隆海檻(ジーロンカイカン)を目にすることができました。潮流が海底の稜線に沿って流れ、白い波が次々と湧き上がる美しい光景が広がっていました。
海檻(かいかん)とは、海底に形成された細長い岩の山脈で、まるで海底に倒れた門の敷居のような形をしています。この海檻が横たわることで、基隆嶼(ジーロンユ)付近の海域は比較的浅くなり、大型船は座礁を避けるために、この海域を避けて和平島(ホーピン島)近くの深い水路を通って航行します。
基隆周辺の海はほとんどが波が高く、この荒波は潮の満ち引きによって海流が海檻を通過することで生まれる独特な海象です。この海象は、山頂やドローンなどの空撮で見下ろしたときにはっきりと確認することができます。
考えてみてください。台湾には広大な草原はありませんが、広大な青い太平洋が自慢です。
帰りの船で黄金色の夕日を記録しましょう!
もし機会があれば、基隆嶼(ジーロンユ)を訪れることは、まるで台北や新北市に住んでいる人が陽明山(ヤンミンシャン)の七星山(チーシンシャン)主峰に登るのと同じように、象徴的で忘れられない体験になるでしょう!
皆さんも基隆嶼(ジーロンユ)での素晴らしい経験をぜひ共有してください。
基隆嶼連合船務センター
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